「ミシンを使いたい」と言っているのは叔母で、「喜ぶ顔が見たい」と語る依頼者。しかし、祖母の家には急勾配の道なき道を登らないとたどり着けないようで、麓に来た石田靖探偵は「嘘やろ!? 家あんの?」と驚く。

 草木が生い茂った“けもの道”を進み、なんとか家に到着。しかし、中に入ってみるとタンスが崩壊し、床が抜ける荒廃ぶり。そんな危険と隣り合わせの状況で、50〜60kgはあるとみられる足踏みミシンを、まずは家の外に運び出す。

 そこからは雨も降ってくる不幸に見舞われ、「こんなに痛いの初めてだ…」と腰をさする依頼者。下山開始から1時間かけ、なんとか麓までミシンを下ろすことができたのだった。

足踏みミシンを見た叔母は…