【写真・画像】世界最速ラリー車が泥沼酷道で時速38キロ“超低速走行”の異例光景 「スピード出せねえよなこれ」視聴者騒然 1枚目
【映像】シュノーケル装着車で豪快!水溜り通過の瞬間
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WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)

【映像】シュノーケル装着車で豪快!水溜り通過の瞬間

 赤道上の国、東アフリカのケニア。一面サバンナが広がる湖水地方で繰り広げられたアツいラリーのなか、ベテランドライバーが巨大な水たまりを突破して視聴者を喜ばせている。

「ラリー・ケニア」は今シーズン初のグラベル(未舗装路)ラリー。ステージは基本的には草原が広がるサバンナだが、ところによって石や岩が転がっているため、パンクなどのアクシデントが起きやすい。さらにドライバーを悩ませるのが、開催時期にこの国が雨季であること。一度でも雨が降ると、パウダー状の砂だった路面は、泥状のぬかるみへと変貌する。競技3日目デイ3のSS13は、まさに雨の後の開催ステージとなった。

 ここに挑んだのがヒョンデのベテランドライバー、オイット・タナック。木々に囲まれたエリアを抜けると深めのくぼ地があり、かなりの量の雨が溜まっている。ここを抜ける際、タナックのマシンは、車体が見えなくなるほど大きな泥水のしぶきをあげながら、大迫力の走を見せつけた。

 解説のピエール北川氏によれば、「(デイ3は)夜のうちに雨が降ったため朝イチのステージから道が泥と水だらけ。『ウォータースプラッシュ』って川渡りなんですけど、こういうシーンもまさにサファリ。これシュノーケル付けてないと、エンジン止まっちゃいます」と、このラリーではWRカーが、エンジンルームに水が入るのを阻止するためにシュノーケルを装着していることも紹介している。

 視聴者もこの光景を楽しんで観ていたようで、「ざぱーん」「こういうところもあるのか」「エンジンが水被るとエンジン止まる」「うっほ早w」「見ている方は楽しいけど、ドライバーは大変だよね」といったコメントが並んだ。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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