26日、兵庫県の斎藤知事は県の対応を「違法」とした第三者委員会の報告書を受けて会見を開いた。
会見終盤、斎藤知事が「そろそろ次の…」「あんまり時間が」と会見を終えようとする中、質問をする記者が名乗ると斎藤知事は少し戸惑うような表情を見せた。
記者から「『真摯に受け止める』と言われているが、パワハラがあったと断定され、あなたのやったことは違法行為だと指摘されて、真摯に受け止めるとするのであれば、昨年3月に実施した元県民局長への懲戒処分を『あなたこういうことしちゃダメよ』と(斎藤知事が)言って、県民局長が『真摯に受け止める』言ったらよかったじゃないか? あなたが身を処すと言いながら他人を罰した刃はなぜあなたに向かわないのか?」と強い口調で迫られた斎藤知事は口を真一文字に結んだ。
さらに記者は「ダブスタだと言っている。なぜダブルスタンダードはあなたの場合はまかり通ると思っている?」と追及。
これに斎藤知事は「今回の第三者委員会の報告書については真摯に受け止めていきたい」と答えた。
続いて記者から「元裁判官経験者からあなたのやってることは違法行為だと言われた公職者は辞職以外に身の処し方があるか?」と聞かれた斎藤知事は「そういったご指摘は真摯に受け止めます」と回答。これに記者は「じゃあ、県民局長も『ご指摘真摯に受け止める』とそのまま退職しといたらよかったですね」とバッサリ。
記者の追及は止まらない。
「今般の国会で、あなたの行為を明確に刑事罰で罰するために公益通報者保護法が改正される。あなたはこの記者会見でずっと『様々な意見がある』と言っているが、先月の閣議決定からこのかた、閣議決定された改正案に対して、異論を挟む専門家はいない。日本中探してもあなたと統一協会の顧問弁護士くらいだ。もし国会が貴重な意見を聞きたいとあなたに参考人招致したら、応じるか?」と質問。
斎藤知事が「仮定の話なので答えられない」と答えると、「いや、あなたしかいない、そんなけったいなこと言うてるの」とすぐさま返した。
斎藤知事が「そういった指摘は真摯に受け止めます」と述べると「じゃあ、一生真摯に受け止めておいてください」と切って捨てた。
第三者委員会は告発者である元県民局長を探し出し、懲戒処分を科した一連の行為は「公益通報者保護法違反である」と断じている。
斎藤知事は会見で、第三者委員会からの“パワハラ”認定を受けて謝罪しつつ、続投の意向を表明した。
(ABEMA NEWS)
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