【WRC】第3戦 ラリー・ケニア(日本時間3月20〜23日)
過酷かつ壮大なスケールの戦いが繰り広げられたラリー・ケニアで、チャンピオンドライバーが見せた、超特大ジャンプにファンの目が釘付けとなった。
競技2日目、デイ2のSS6「ケドング」には、このステージの名物となっているアカシアの大木横のジャンプスポットがある。多くのドライバーがここを無難に通過していくなか、昨年王者でヒョンデのティエリー・ヌービルの走行に。
ヌービルのマシン、i20 Nラリー1は、パウダー状の細かい砂の路面をかっ飛ばしながらジャンプスポットに飛び込むと、大量の砂煙をあげて高く飛ぶ。高さはおよそ4mほど。しかし、マシンは空中でバランスを崩してしまい、斜め45度に。左右両輪ではなく、左フロントのみ先に着地してしまった。
車体がかなり傾いたところから、なんとか着地してそのまま走り続けたヌービルの回避技術には脱帽だが、これに対して解説のピエール北川氏は、「ヌービルはデイ2あたりからトラブルが出て調子を崩してしまっていて、この大ジャンプも、結果的にはサスペンションを壊してしまいました」と噛み合ってない部分があることに言及している。
視聴者からも「これでよくサスが折れないな」「飛んだなぁw」「たっか」「枝にぶつかりそうw」「ひええ」「やっぱジャンプし過ぎはあかんなぁ」「いや、角度」「結局壊れてたんかいw」「飛びすぎ」など心配と驚きの声があがっていた。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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