中国のオークションサイトで電話番号が2615万元(日本円でおよそ5億3000万円)で落札された。
落札されたのは「9」が6つ並んだ番号だった。他にも「7」が8つ並んだ番号がおよそ6270万円、5600万円でそれぞれ落札されていた。
なぜ電話番号にそれほどの大金を使うのか。そこには中国の数字への強いこだわりが関係していた。上海出身のABEMA的ニュースショー番組スタッフによると、「落札された番号をみると、『9』が連続で6つ並んでいる。中国では『6』『8』『9』は縁起の良い数字でみんな大好き。『9』は永久の『久』と同じ発音なので、縁起が良いとされている。お年寄りは誕生日ケーキに実際の年齢ではなく9本とか99の数字のロウソクをさすことが多い。『6』も順風満帆(六六大順)という意味があり、好かれる数字なのでポイントが高い」という。
とはいえ、電話番号にこれほどの大金を投じる人はかなりの大金持ちに違いない。そこで5億3000万円の番号に取材の電話をかけた。しかし呼び出し音が鳴った後に、電話が切れる音が。持ち主に繋がることはなかった。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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