ウクライナのゼレンスキー大統領が26日、フランスのマクロン大統領と会談後に記者会見し、ロシアに対する制裁を継続・強化するよう訴えました。
「米国にはプーチン大統領に無条件停戦を迫る力があると信じ希望を持とう」「ロシアの占領が続く限りロシアに対する制裁は継続され強化されるべきだ」(ゼレンスキー大統領)
アメリカが、ロシア・ウクライナ両国と個別に合意したと発表した「黒海での安全な航行の確保」の発効をめぐり、ロシアが「制裁の解除が条件」と主張していることをけん制した形です。
マクロン大統領は、「攻撃されたウクライナが30日間の停戦を受け入れる姿勢を示している一方で、侵略国は条件を挙げて受け入れていない」とロシアを非難した上で、「私たちは制裁を解除するつもりはない」と述べました。
また、EU(=ヨーロッパ連合)の報道官は26日、「ロシア軍がウクライナの全領土から無条件で撤退することが、制裁を解除、緩和するための条件の一つだ」と主張しています。
27日には、フランス大統領府にイギリスやドイツの他、カナダやトルコなど約30カ国の「有志連合」の首脳らが集まり、和平成立後のウクライナへの軍隊派遣などについて議論する予定です。(ANNニュース)
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