28日、立憲民主党の水岡俊一議員は国会で歩行中の死傷者は全年齢の中で7歳が一番多く、自転車による死亡事故は16歳が多いという警察庁の分析を引き合いに出し、以下のように述べた。
「やはりこれは登下校に関係をしていると見て取れる。時期的には4月から6月にかけて、つまり新学期が始まってしばらくの間、大変そういったことが大きくなっていく。これはかねてより、新入生が入ってくるこの春にしっかりとした手立てを打たなきゃいけない。私たちもそういったことに対する法案も出してきた経過もあるが総理の感想を聞かせてほしい」
これに対し石破総理は「4月になって嬉しいな、楽しいなということで、でも慣れない道を通学するのは非常に危ない。6月にぽんと増えるのは、“慣れ”ができていると思う。子どもたちが死傷することをとにかく減らしていかねばならない、絶滅しなきゃいかんいうことで、教育の現場は(水岡)委員が一番ご存じだから、もし立法が必要であるとするならば、それは検討させていただく。もうそろそろ4月だが、これは文科省からも教育現場にさらに注意を徹底するようにいたしたい」と答えた。
水岡議員は「2022年の6月に我が会派から児童通学安全確保法案という議員立法を出している。これらについての思いは与野党一致するところだと思うので、これからまたこの時期においてしっかりと考えていく、政府にも立法を考えていただく、そういった方向性をぜひお願いをしたい」と訴えた。
(ABEMA NEWS)
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