■「議事録などAIで要点がまとめられていく時代に、バックヤードでどう活躍?」

白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役 CHRO 兼 キャストエンゲージメントプロジェクトマネジャー):中学生、高校生じゃなくなっていくと、メモを取らなくてもよくなる。その特技と社会における仕事はどう繋がるか教えてください。

関根:仕事を覚えることだったり、営業だったらお客さんの話を聞いて新たな提案をする時に、メモを取る機会は必ずあると思います。それ以外にも、話の要点をまとめたり、情報の分析をしたりする力がつきました。メモが得意になったことで、いろいろなスキルや経験が身についたと思っています。

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高橋且泰(日本航空株式会社 業務企画職):今だと、オンライン会議の議事録などAIで要点がまとめられていくような時代だと思うんです。そういう中で、関根さんはどういう観点からバックヤードで活躍できるんでしょうか?

関根:私もAIのメモツールに興味があって使ってみたことがあるんですけど、実際の会議やお客様にヒアリングする際、自分がそのことに対して強い理解がないといけない。その人がどう考えて、どこに話の中心があったとか、どこに強い関心があったのかということが、自動生成のメモではわからないと感じました。メモを取ることだけではなく、培った能力をバックヤードで生かしていきたいと思っています。

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