【リーグアン】モナコ 2-1 ニース(日本時間3月30日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコに所属する日本代表MF南野拓実が決定機を誘発した。強気なドリブルでボックス内に侵入すると、タイミングをずらした折り返しが味方にわたるドンピシャのボールを供給。惜しくも決まらずにアシスト未遂となるとファンたちからは悲鳴が上がった。
モナコは日本時間3月30日にリーグ・アン第27節でニースと対戦。左サイドハーフとして先発していた南野が、ゴールレスで迎えた16分に見せ場を作り出す。
モナコはニースの最終ラインでのビルドアップに対してギアを入れてプレッシャーを掛ける。するとニースのMFジョナタン・クラウスのミスを誘発してボールを奪取。パスミスを回収したMFラミン・カマラは、MFマッギネス・アクリーシュに預けた。
アクリーシュは左サイドボックス手前に位置していた南野へボールを供給。南野に対して、前方からDFモイーズ・ボンビートが、後方からクラウスが寄せてきていた。しかし日本代表アタッカーは、プレスの網にかかる前に縦への強気なドリブルでボックス内に侵入する。左足で1度ワンフェイクを入れてからマイナスのボールを入れると、飛び込んだアクリーシュがダイレクトで合わせた。しかしこのシュートはDFダンチのブロックに遭いゴールとはならなかった。
解説を務めていた中山敦氏は「南野はだいぶ良いですね〜今日ね。ちょっと何か起こしてくれそうな気がしますよね」と南野の状態の良さを称賛していた。同シーンについてはファンからもSNS上で「タキがゴリゴリ行ったな!」「ほぼアシスト未遂だった」と大興奮のコメントが集まった。
南野は25日に行われたサウジアラビア代表とのW杯アジア最終予選を終えてから中3日でリーグ戦に出場。それでも終始キレのある好パフォーマンスを披露した。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





