フジテレビは、午後に開く臨時取締役会で第三者委員会の調査報告を受け取り、その後、会見します。信頼回復に向けて実効性のある改善策をどこまで打ち出せるかが焦点です。
フジテレビの一連の問題では、スポンサー企業が相次いでCMを差し止め、依然7割弱のスポンサーが再開を見送っています。業績の回復が見通せない中、27日には役員体制を全面的に刷新しました。
「組織の改善は一日でできるものではないというのは、皆さんよくお分かりだと思う。ロードマップみたいなものまで含めて、皆さまにご説明したい」(フジテレビ・清水賢治社長)
清水社長は、人権意識の定着には継続性が一番大事だと述べました。また、調査報告の内容次第で、改めて関係者の処分を検討する考えを示しました。
「(調査報告を)きっちり受け止めて、対応に関してメッセージを発信することがとても大切」(社外取締役・文化放送 齋藤清人社長)
社外取締役の齋藤氏は、改善策の打ち出しは「難易度が高い作業になる」としたうえで、迅速に対応する姿勢を強調しました。(ANNニュース)
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