【明治安田J1リーグ】ファジアーノ岡山 1-0 横浜F・マリノス(3月29日/JFE晴れの国スタジアム)
初参戦のJ1リーグで大暴れしているファジアーノ岡山のFWルカオが、またも“重戦車”ぶりを発揮。力強いドリブルで相手DFを抜き去ったプレーが話題となっている。
ルカオはJ1リーグ第7節の横浜F・マリノス戦で先発出場。ファンを驚愕させたのが、スコアレスで迎えた25分のワンシーンだ。岡山のMF藤田息吹が横浜FMのMF山根陸のシュートに対して身体を投げ出しブロックすると、こぼれ球が前線のルカオへと渡り、ここから“劇場”が開幕した。
191cm・91kgの巨漢FWは、オーストラリア代表歴をもつDFトーマス・デンを背負いながらボールを受けると、左腕を使って相手との距離を取り続けてキープ。そして前を向き、一瞬のスピードでダイナミックに抜き去ってみせた。
スタジアムは大熱狂。そのままドリブルで前進できていれば決定機になっていたが、すぐさまカバーに入ってきたDFジェイソン・キニョーネスのスライディングタックルを足に受けて転倒。キニョーネスにはイエローカードが提示された。
実況の江本一真氏は「強いぞルカオ!重戦車がいく!」とルカオが進撃していく様子を伝え、解説の森﨑浩司氏も「いやぁ……強いですね!」と声を漏らし、「ここ(デン)の剥がし方は本当に見事でしたし、剥がした後もカバーに入ってきましたけど、うまく浮かせましたよね」と咄嗟に発揮したテクニックについても言及していた。
この圧倒的突破にサッカーファンたちも驚愕。SNSは「ルカオ凄いなー、強いし上手いし」「ルカオやっぱレベチやな」「あかん、ルカオえぐすぎるw」「マジかよ…」「ルカオがバケモンすぎる こんなのがJ2にいたのかよ…」「ルカオ怖い、圧倒的存在感」「長身ガチムチな体で相手を置き去りにする瞬発力がありガタイから想像出来ない足元の小技もお手のものなルカオ」と今節も湧いていた。
さらにルカオは、67分にCKのこぼれ球を右足で押し込んで嬉しいJ1初ゴール。1-0勝利に直結する結果を残し、なおさら特大のインパクトを残している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





