諸星も「毎話どうなっていくのかわからないままアフレコをしていましたが、最後まで何をやっていたのだろうと掴みきれていないかもしれないです(笑)。でも、完成してからすごいことをやり遂げたなという達成感がありましたね」と合いの手を入れていた。
上映された本編の内容にも触れつつトークショーは進行していくなか、白砂と諸星は本作が初共演だったことに話題が移る。白砂は「(諸星と)あまり現場でお話はできなかったのですが、ご挨拶をしてマイクの前で役として会話をしていましたね」とアフレコ時のことを振り返る。
キャスト陣にはチョーや榊原良子といったベテラン声優陣も名を連ねており、諸星も「ほかのキャストのみなさんのお芝居が斜め上から来ることもあって、それらをしっかり受け止められるように神経を尖らせるような、絶妙な緊張感がある作品でした」と振り返っていた。
白砂は続けて「ヤチヨとポン子としての空気感をすごく引っ張って出してくれたので、ご本人と会話をしていたような気になっていました」と声優ならではの掛け合いの妙について触れると、諸星から「(白砂が)お酒が好きだと聞いてスタッフさんやキャストさんと飲みにいくことになって、みんな心の中で感じていたこの作品の面白さについて語り合って盛り上がっていました(笑)」というエピソードも明かされる。
白砂も盛り上がり、諸星と元気よくハイタッチしていたことを明かすと、その模様を見た同席していたスタッフからも「2人、仲良いね!」という声が上がったが、その日が役としてではなく本人同士でしっかりと会話をした初めてのタイミングだったという。
「毎回度肝を抜かれる」日本語
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