■「議論ができること」のメリットとは

ひろゆき氏と高校生
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 ひろゆき氏は「議論ができると、弱者が有利になる」と考えている。「上司が『新人だから黙って』となるのに対して、データを出して『こっちの方がいい』と対抗できる手段だ。『お前の感想なんか聞いてない』と言われたときに、『利益を上げるには、こちらがいい』と資料を出せないと、自分の意見を通して、やりたいことはできない」。

 そして、上達するには「数をこなさなきゃいけない。それは『負けに行く』ことでもある。大人に立ち向かって、『なぜ言い含められたんだろう』と考える。負けた数だけ『こういう経験やデータがあればいい』と学ぶことで強くなれる」と語る。

 また、「対立するから議論するのではない」とも述べる。「意見がぶつかっても、対話することで、より良い答えが出る場合もある。穴を開けるドリルが欲しいとき、『どちらが安いか』などと議論しても、結局は『隣から借りる』が正解だったりする」。

 実際の番組で、討論に加わって、どう感じたか。西川さんは「話す迫力をビシビシ感じた。途中『入ろうかな』と思ったが、場数を踏まないと慣れない」とおじけづく。後藤さんは「考えているうちに、自分の意見が変わって、ついていくのが精いっぱいだった。成長したい」と意気込んだ。

 濱口さんは「自分の意見を突き通す人が多く、生き生きしていて楽しそうだ」とコメント。岡田さんは「平石アナの“場をまとめる力”を感じた。自分の意見を伝えるときに、言葉足らずになってしまう。考えをもっと伝えられればよかった」と反省した。
(『ABEMA Prime』より)
 

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高校生とひろゆきが“アベプ”る!議論の必要性「はじめてのアベプラ」で考える
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