ビアンカは、黒と白のストライプに赤いハートがあしらわれた“ビアンカ印”のレフェリー衣装で登場。鍛え抜かれた肉体を堂々と見せながら、恒例のチャンピオンベルト掲揚を行うその姿に、ABEMAWWE実況・清野茂樹アナウンサーも思わず「うわーっ、存在感あるレフェリーです」とコメント。リングに入った時点ですでにただ者ではなかった。

 試合は序盤からイヨの華麗なムーブとリアの圧倒的パワーが交錯する展開に。しかし中盤、試合は予期せぬ方向へと転がっていく。

 まず、リアがイヨをコーナーに追い詰め連打を浴びせる場面。ビアンカはすかさず「ブレイク!」と叫び、カウントを開始。だがリアが手を止めないと見るや、ビアンカは自ら介入し、リアの腕をガシッとつかんで無理やり引き剥がす。さらに「アイ・アム・オフィシャル!(私は公式レフェリーよ!)」と詰め寄り、「ルールを守りなさい!」とガチ説教。これにはリアも明らかに苛立ちを隠せず、ビアンカを鋭い視線で睨み返した。

 その直後、今度はイヨにも"ビアンカ砲"が炸裂。ロープ際でチョーク気味の攻撃を仕掛けたイヨに対し、「イヨ、やめなさい!」と厳重注意。イヨが手を止めないと判断した瞬間、再び腕をつかんでロープから引き剥がし、「ルール違反はダメよ!」と再び説教。実況の清野アナは「こんなレフェリー、他にいませんよ…」と驚き、解説の堀江ガンツも「ブレイクに入るのは普通ですけど、ビアンカの場合、力で持ち上げますからね…」と苦笑気味にコメントした。

 この"力づくブレイク"と"ガチ説教"の応酬は、ファンの間でも大反響。「レフェリーに見えねぇwww」「力づくで草」「普通の試合じゃなくなってきたw」「反則はゆるさないスタイルw」といったコメントに加え、「あの空気、絶対に普通に終わらないと思った」と、ファンの“予知能力”が当たったことを示す声も上がった。

 そして案の定、試合はさらなる混乱へ。リアのビッグブーツが誤ってビアンカに命中し、彼女は場外へ吹き飛ばされる。その後、リアがイヨをリップタイドで沈めるも、レフェリー不在のためカウントはなし。さらにイヨのミサイルキック誤爆で場外に吹っ飛ばされ、怒りの「両者失格」を宣告し、イヨがタイトルを防衛する形で幕を閉じた。

 試合後、ビアンカは「ルールを守るのがレフェリーの仕事」と堂々とコメント。しかしリアは「ビアンカがいなければ私は勝ってた」と怒り心頭。イヨも「こんな終わり方は納得いかない」と語り、「レッスルマニア41」での決着を強く望んだ。

 厳格すぎるレフェリーが引き起こしたリング上の大混乱。タイトル戦は台無しとなった一方、ビアンカの“圧倒的存在感”がクローズアップされた一夜でもあった。果たして、次回は誰がルールを守り、誰が破るのか――その答えは「レッスルマニア41」で明らかになる。(ABEMA/WWE『RAW』)

【映像】バキバキ“美ボディ”の特別女子レフェリー
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特別女子レフェリー、衝撃の“開脚”スタイルで半失神 前代未聞の“逆ギレ”被害に「やっちゃいけない攻撃」放送席ドン引き
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