2人になったジャンポケの今「ひどい争いしてますよ」
閉店45分前、事前に聞いていた時間よりも15分早くもどってきた おたけ。表情からは…疲労感が伺える。
おたけ:お疲れっす…
ーーこの後はどんな業務をされるんですか?
おたけ:このあとは、もう30分くらいで閉店なので片付けをします。
グラスを落とし割ってしまうおたけ。しょんぼりした様子だったが、お客さんとの交流で再び笑顔に
ーー戻ってきた時は疲れている様子でしたけど、接客したら元気になられましたね
おたけ:うん。そうですね。この環境好きなんでね。ちょっと元気に戻りますね。やっぱりきついんでお笑いの環境は。
ーーお笑いは苦しいときもありますか?
おたけ:想像したらわかるでしょ。色々なことがあるんで。ここはいろんな元気をもらいます、お客さんから。そういう魅力があります。(元気を)もらっている方が多いんじゃないかな。
ーー『竹の子』はおたけさんにとってどんなものですか?
おたけ:「心臓」じゃないですかね。竹の子なかったら息止まっちゃうじゃないですか。それぐらい僕の中で今、重要なところかもしれないですね。僕の生命線、本当に助かっています。
何かの時に「竹の子」が助けてくれてますよ。店があるから怖いものもなくなったかもしれない。
おたけさんとともに店を切り盛りしているのがお姉さんだ。
姉:頼りないオーナーだけど、でもやっぱムードメーカーだし、影響力はあるし、焼くのも好きだし。お客さんのために気分で変えたりするのよ、味付けとかも。だからその人に合ったように対応する子で、全然負担になってないと思うこの店は。何とかうまく使ってあげて!本当にジャンポケも色々会ったから
ラストオーダーを取り終えたおたけは店の外に。
おたけ:この時間帯ぐらいに(別の店の客が)ちょうど続々と帰ってくるんです。向こうの商店街のもんじゃん店で食べた方が(竹の子の前を通って)駅に向かうので。月島を受け入れて、最後に見送る。門番みたいなものですね、月島の
お客さんを見送るおたけ。ようやく一息つけるようになった閉店間際、おたけはジャンポケのこれからについて話始めた。
おたけ:良い風に出るか悪い風に出るかは知らないですけど、良い風に出たらいいなっていう感じですね。今2人になって、どっちが主役かの取り合いですよ。ひどい争いしてますよ。どっちが主導権を握るっていう。1人いなくなったから…
ーーネタを書いている太田さんの方が有利だったりしますか?
おたけ:見ている人は正直、どっちでもいいんで関係ないんじゃないですか?永遠の戦いが始まります。とうとう火蓋が・・
3人組からコンビとなった「ジャンポケ」、すでに歩みを進めていた。そして『竹の子』の店主として最後のお客さんをお見送り。
おたけ:見てください、あの背中。愛に溢れたあの背中。あれをみるためにやっているんですよ
おたけは、しばらく見つめていた。仲睦まじい3人組の後ろ姿を…
(『ABEMA NEWS』より)
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