【MLB】カブス3-1パドレス(4月4日・日本時間4月5日)
4月4日(日本時間4月5日)に行われたシカゴ・カブス対サンディエゴ・パドレスの一戦で、カブス・今永昇太が“頭脳的なピッチング”で相手の主砲を翻弄した。
3-1、カブス2点のリードの6回表・パドレスの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った3番のマニー・マチャドに対して今永は、初球、内角低め、ボール球のスライダーでファウルを打たせると、2球目、今度は外角低めへと外れるスプリットを見せて、カウント1-1に。すると、3球目は内角いっぱいのところを突く速球を打たせてカウント1-2、続く4球目は内角高めに大きく外れる速球でカウント2-2に。そして勝負の5球目、今永が投じたのは外角高めいっぱいの速球。すると、こうした今永の内外高低を上手く使った投球に翻弄されたのか、マチャドのバットはアッサリと空を切り、マチャドは悄然とした様子で打席を後にすることとなった。
初回の打席では主に高低を広く使った投球に翻弄されて三振、4回の第2打席では、極端に真ん中から外寄り、高め一辺倒の投球、そしてこの打席ではさらに内外を上手く組み合わせる投球で三振と、この日のマチャドは完全に今永に翻弄され尽くした形となったが、こうした今永vsマチャドの対戦に、SNS上の野球ファンからは「これは打てん」「サイヤング賞だわ」「完全に翻弄してる」「マチャドの3打席全部攻めを変えてる」「高低に内外も混ぜられたらお手上げだろ」「去年以上に無双しそう」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の今永といえば、ボールの質もさることながら、こうした絶妙な配球を駆使した頭脳的な投球で強打者を翻弄し尽くす場面も目立つが、この日の今永は7回1/3、91球を投げて被安打は唯一の失点となったソロアーチを含む4本のみ。しかも、与四死球は0と、こうした頭脳派ピッチングの生命線ともいえる優れた制球が光るマウンドとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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