平野は「娘が欲しがるうちはあげよう」と考え、「いつやめるか、子どもに委ねた」「子どもが飲むまで付き合った」と語った。
そして、「最後の日は突然やってきた」といい普通に飲まない日があったと明かす。今までまっしぐらで飲んでいた娘だが、次第におっぱいで遊ぶようになり、平野は「おっぱいへの執着が少しずつなくなっていった」と寂しげに回顧。週5回だった授乳は週3回になり、平野は「いつ(母乳が)出なくなるかもわからない。今日が最後だと思ってあげていた」と振り返った。
娘は母乳を飲まなくなったあとも「元気にしてる?」とおっぱいに挨拶をすることがあり、まるで友達のような存在になっていたという。やがて、少しずつ「そのお友達と遊ばなくなっていった」と語ると、横澤は思わず「泣いちゃう」と涙ぐんだ。
横澤は「一生飲まれるという恐怖はなかったんですか?」と、授乳が終わらないことへの不安について質問。すると平野は「自分が小さい頃にお母さんのおっぱいを飲んでいた記憶がある」と明かし、「温かくて、ぬくもりがあって、本当に幸せだった」と当時の気持ちを回想。「あの気持ちを、娘にも1日でも長く味わってほしかった」といい、だからこそ「娘が卒乳するまで付き合う」と固く心に決めていたという。
しかし長期間の授乳の中、周囲の言葉に傷つけられることもあったそうで、平野は「主治医とケンカしたこともある」と告白。「まだあげてるの?という言葉(に苦しん)で、隠れてあげてるお母さんがいっぱい世の中にいる」「タイミングはそれぞれあるから、子どもとお母さんが決めていいんじゃないかな」と、自身の考えを熱弁した。この話に、横澤は涙を流しながら「おっぱい談義で泣いちゃった」と語り、平野の授乳への思いに心を動かされていた。
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