【ブンデスリーガ】マインツ 1-1 キール(日本時間4月5日/メーヴァ・アレーナ)
マインツのMF佐野海舟が、わずか5秒間で守備と攻撃の両方で貢献した。クロスボールをクリアすると、そのまま猛ダッシュでボールを追いかける“1人ワンツー”を成功させ、そのまま前線にスルーパスを通してスタジアムも大歓声となった。
佐野はブンデスリーガ第28節のキール戦でダブルボランチの一角として先発出場。キールのFW町野修斗もスタメン出場し、日本人対決が実現している。
佐野がとりわけ輝いたのが、ゴールレスで迎えた24分だ。右サイドからのクロスに対して、ボックス内にいた佐野はヘディングで逆サイドの無人スペースにボールをクリア。すると、着地の瞬間から猛ダッシュでボールを追いかける。“1人ワンツー”のような形でボールを回収すると、タッチラインのギリギリで前方に鋭いスルーパスを通した。
40mほど先でこれに反応したMFナディーム・アミリは判断が遅れてボールロストしたものの、佐野が攻守に渡って輝きを放った5秒間で、スタジアムは大歓声となった。
このプレーにはSNS上のファンたちも反応。「佐野が1人ワンツーしたw」「クリアして、ボールを追いかけて、スルーパス。なんでもできるな」「佐野の魅力が詰まったプレー」「ちゃんと守備から攻撃に繋げるの偉い」「やっぱり日本代表で必要だよなー」「佐野が大車輪の活躍」「ボール追いかけてるところからちゃんと前を確認してるもんな」「守備の選手だけどちゃんと攻撃を意識しているよね」など称賛の声で溢れた。
なお、試合は1-1で終了。マインツはチャンピオンズリーグ出場圏内の4位の座をキープし、クラブ史上初のCL行きに向けて邁進している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)