ドジャースとカブスが開幕戦の東京シリーズ以来の激突です。その注目の一戦、2勝目を狙う山本由伸投手(26)が気持ちのいい奪三振ショータイム!
【画像】奪三振数「28」 メジャートップに立った山本由伸投手
■山本由伸、2勝目へ
ドジャースの先発は中6日の山本由伸投手。カブス相手に過去3試合で失点はわずか「2」。奪った三振は「20」。この日も相性の良さを発揮します。
立ち上がり、1番・2番を連続三振に仕留めると、3番は鈴木誠也選手(30)。3試合連続マルチヒットと、調子は上向きです。ここは山本投手が力で押しこみ、上々の立ち上がりを見せます。
そのウラ。大谷翔平選手(30)の第1打席。初球から果敢に振っていきますが、ファーストゴロに終わります。
この試合、唯一ピンチとなったのが4回でした。初めて打たれたヒットが長打になります。迎えるバッターは鈴木選手。山本投手は鈴木選手に対して、メジャーで1本のヒットも許していません。
155キロのストレートをライトにはじき返されます。中継に入ったフレディ・フリーマン選手(35)が、バックホームせずに鈴木選手を挟殺プレーでアウトにします。
それでも尚、ランナーを3塁に置きます。この試合6個目の三振でピンチを切り抜けます。
球数が100球に近付いてきた6回表、センター寄りに守っていたトミー・エドマン選手(29)がファインプレー。
山本投手は6回無失点9奪三振。本拠地のファンからスタンディングオベーションが起こるなかマウンドを降ります。
■エドマンが均衡を破る6号3ラン
すると、そのウラでした。ドジャースはこの試合初めてスコアリングポジションにランナーを置き、打席には、先ほどファインプレーのエドマン選手。その2球目でした。
メジャートップに並ぶ6号スリーランホームランで均衡を破り、同時に山本投手が勝利投手の権利を得ます。
デコルテポーズでベンチに戻るエドマン選手を大谷選手がヒマワリの種シャワーで祝福です。
この日、大谷選手に快音は響かず、開幕から続いていた連続試合出塁は「14」でストップ。それでもチームは今シーズン初の完封リレーで2連勝。2勝目の山本投手、奪三振数は「28」。メジャートップに立ちました。
(「グッド!モーニング」2025年4月13日放送より)