この「インセイン・エルボー」は、カイリの代名詞とも言えるトップロープからのダイビング・エルボードロップ。昨年末に腕を負傷し、年明けには手術の成功を報告していた彼女だが、今回の“相手なしの試運転”とはいえ、得意技を披露したことで復活を強く印象づけた。
動画が投稿されると、世界中のファンからコメントが殺到。「IC王座を獲る姿が目に浮かぶ」と、昨年土壇場で出場が叶わなかった女子インターコンチネンタル王座トーナメントへの再挑戦を願う声や、「史上最高のフライング・エルボー」「戻ってくるのが待ちきれない」といった期待の声が多数寄せられた。さらに、欠場期間中に肉体改造を重ね、より筋肉質に仕上がった彼女の姿に「これからカイリのエルボーとバックフィストを受ける相手が気の毒…」と、復帰後の活躍に期待するコメントも目立った。
このインセイン・エルボーには、実は深いストーリーもある。2017年にWWEへ加入した際、同じ技を使うベイリーとの差別化のため一時は封印が検討されたが、ファンの熱烈な支持によって使用が認められたという経緯がある。それだけに、今回さりげなく公開されたこの動画は、カイリ・セインから“待っていてくれたファンへの熱烈なアンサー”として受け止められている。
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