赤い編み込み風のロングヘアをなびかせて颯爽とリングに登場したB-ファブがミチンと組んでベイリー&ライラ・ヴァルキュリアと激突。ベイリーとライラはこの日、P.F.C(ピュア・フュージョン・コレクティブ)のゾーイ・スタークとシェイナ・ベイズラー。ナタリアとマキシン・デュプリ、さらにカタナ・チャンスとケイデン・カーターのコンビを次々に撃破。抜群の安定感を誇るこのタッグにミチンとB-ファブの二人が挑んだ。
まず、ライラとリング中央で対峙したB-ファブは長い脚を振り上げてライラを蹴り倒すと、早速カバーするもカウント2.5でキックアウトされる。その後も連続での4試合目とあって疲れが見えるライラとベイリーを元気なミチンとB-ファブが攻めたてていく。
ロープ際の連係攻撃からB-ファブがベイリーを捉え、シットダウン式からのフェイスクラッシャー。ここでライラがカットに入ると、ミチンがライラをドロップキックでリング下に排除してミチンがスーサイドダイブで追い打ち。ここでB-ファブが勝負に出る。
ベイリーの腕を捻るように立ち上がらせると、まだ意識朦朧のベイリーに向かって回し蹴り。しかし、危険を察知したベイリーは右手でこれを受け止めると、腕力でグイっと弾き返す。加えて流れるような動きからB-ファブの左腕を取って股に挟むと、動きを封じて必殺のローズプラントで勝負あり。受け身を封じられたB-ファブは顔面からマットに突き刺さり、大の字。しばし動けず、カウント3を献上した。
その後、この日5試合目となる最後の試合でアルバ・ファイアとパイパー・ニーヴェン組を下したライラとベイリーは、レッスルマニアでの女子タッグ王座挑戦権を手にした。(ABEMA/WWE『SMACK DOWN』)
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