試合は、ベイリーが持ち前のテクニックで序盤をリード。対するリヴは素早い動きと奇襲で応戦し、場外へのスーパープレックスなど危険な技を次々と繰り出して観客を沸かせた。ともに昨年WWEのシングル王座を保持していた元王者同士による緊張感のある好勝負が展開されるなか、リング下で不気味な笑みを浮かべるラケルがじわじわと存在感を強めていく。

 ラケルはバンダナ姿に、オレンジのボディラインが際立つセクシーな衣装とピチピチの皮パンという奇抜な私服姿で登場。ファンからは「ミカンの網みたいな服だな…」とジョークも飛び出すなか、ベイリーのフィニッシャー「ベイリー・トゥー・ベリー」にリヴが捕まりかけると、ラケルはロープにリヴの足を引っ掛けて妨害するという、まさかの“超セコ”アシストを披露。

 露骨な介入のあと、ラケルはエプロンに上がって本性を現すが、危険を察知したベイリーのDDTを喰らい、マットに頭から突き刺さる赤っ恥シーンに。見た目の派手さとは裏腹にまったく機能しない“ポンコツぶり”に、SNSでは「ロープ介入が遅すぎて意味なかった。リヴがカバーされてるのに何してんだよ?」「マジで使えない」と非難轟々。一方で、「ラケルのミスはわざとかも? リヴとのタッグに亀裂が入る伏線かも」と、深読みする声も散見された。

 この日のタッグ王者チームはすべてが空回り。肝心のリヴも、勝率ほぼ100%を誇る大技「オブリビオン」の不発から、ベイリーに「ジャックナイフ」で丸め込まれて完敗。しかも、“オブリビオン封じ”を狙ってベイリーを支えたのは、ベイリーのパートナーであるライラ・ヴァルキュリア。王者チームにとっては、レッスルマニア41でのタッグ防衛戦に向けて不安が残る敗戦となった。(ABEMA/WWE『RAW』)

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