アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』のオグリキャップ(CV:高柳知葉)の食事シーンは何度見ても圧巻。“壮観”ですらある。
【映像】シャクシャク…山のようなコロッケをひたすら食べるオグリキャップ(10分7秒ごろ~)
第1話では、入学したカサマツトレセン学園の食堂でその食べっぷりを披露。同級生の栗毛のウマ娘・ベルノライト(CV:瀬戸桃子)が「隣いい?」と聞いた時のことだ。頷いたオグリキャップの前には山盛りのコロッケが…。
ここで響く「シャクシャク」という小気味いい音。オグリキャップが表情一つ変えずにコロッケを頬張る音だ。料理長が「食べ放題」にしたことを後悔する中、周囲のウマ娘たちも「何あれ」と当惑の表情を浮かべる。
だが、オグリキャップはそんな“外野”を気にしない。大きく膨らんだ腹でキッチンに向かい「おかわり」と渾身の一言を告げる。その瞬間、厨房はシャッターを閉め、「本日終了」の文字がオグリキャップの眼前に。
さて、ここで気になるのは食堂を一人で“強制閉店”させたオグリキャップは一体何個のコロッケを食べたかだ。以下、大胆な仮定を用いながら計算していく。
前提条件として、丸い皿に球形のコロッケが円筒状に積まれているとする。皿の半径はコロッケ2.5個分、“コロッケタワー”は15段、コロッケが自重で潰れることはないものとする。
まず1段に積まれたコロッケの数を考える。コロッケの半径をrとして、皿に球を最密に詰むとして六方最密充填を考える。単位面積あたりの球の数は面積密度≒1/ {√3・(2r)^2 }=1/{4√3r^2 }
(※球の半径がrのときの六方最密充填における単位面積あたりの球の数は 1/(√3 × r^2) 個となる)
皿の半径R=5r底面の面積はπ(5r)^2=25πr^2
底面に配置可能なコロッケの数≒面積・面積密度=25πr^2・1/{4√3r^2 }≒18.04
1段に18個として、段数を掛けると18・15=270個
さらにオグリキャップが頬張っていた分も入れて「271個」程度。その上、最後にはベルノライトが「私の分でよかったら食べる?」と聞くシーンもある。さすがのオグリキャップもベルノライトの2個のコロッケの両方ではなく、“1個でガマンした”と信じると推計は「272個」といったところだろう。
史実のオグリキャップも大食いで有名?- 日本語
- English





