【ラ・リーガ】ビジャレアル 2-2 ソシエダ(日本時間4月20日/エル・マドリガル)
足に磁石がついているような完璧なコントロールだった。ソシエダのMF久保建英が背後からのボールを完璧トラップで収めると、ビジャレアルのDFセルジ・カルドナはたまらずファウル。イエローカードを誘発している。
久保にとっては古巣対戦となったビジャレアル戦、2ー2で迎えた66分だった。相手FWティエルノ・バリーが強烈なヘディングシュートを放つと、これをソシエダのGKアレックス・レミロがビッグセーブ。そのこぼれ球をDFホン・アランブルが回収し、前線に残っていた久保に浮き球のミドルレンジのパスを出した。
対して久保は、背後からのボールで自身も走りながらという超難易度の高い状況ながら、足先でボールをしっかりコントロール。後ろから寄せてきたカルドナに対して身体を入れ、ボールを隠すようにキープした。危険を察知したカルドナな体当たりしてファウルとなり、イエローカードが提示された。
この状況でしっかりとマイボールにできる選手はチームにとって貴重。今シーズンの久保はボールをキープしながら前進するプレーの精度が高まっており、相手はやむをえずファウルしてしまう展開が多発。被ファウル数はリーグ3位タイの56回を記録している。
なお、試合は2ー2のドローで終了。久保は85分までプレーしている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)





