「レッスルマニア41」で、リヴ&ラケルの悪女タッグからベルトを奪ったベッキー&ライラのアイルランド師弟コンビ。試合中盤、両チームの攻防が激しさを増す中、観客の視線はコーナーポストに集中した。

 ライラが、コーナー上に追い詰めたラケルに対し、トップロープからフランケンシュタイナー(ハリケーン・ラナ)を狙う構え。しかし、女子レスラーとしては規格外の背筋力を誇り、“背中えくぼ”でも知られるラケルが、フランケンをパワーで阻止。

 ここでラケルは、ライラの青と白のリングギア・トップスの下に手を入れて“むんず”と鷲掴み。まるで衣装を引きちぎるかのような勢いで、彼女をコーナーに“吊るす”ような格好に。観客も「えっ!?」と騒然となった。

 ラケルの強引な引きに布が耐えきれず、今にも“ビリッ”という嫌な音が聞こえそうなシーンにファンは「どこ掴んでんねん!」「脱げちゃう」「服破けちゃう」など驚きと困惑の声が殺到。羽根を模したライラのギアの一部がリング下に“ポロリ”と落ちる事態も。「何かが取れた…」という声が漏れるなか、ライラはそのまま真っ逆さまにパワーボムで叩き落とされた。

 かなりの急角度での落下技にも関わらず、ライラはなんとかカウント2でキックアウト。「よく返した」「あぶねー」や「羽が落ちたのがいい絵だった」などの声が飛び交う。ABEMAWWE解説・堀江ガンツも「3メートルくらいの高さから…」と“あわや”の場面に息をのんだ。

 終盤、ライラが反撃し、スピンキックでラケルをダウンさせると、ベッキーがタッチを受けてリヴにマンハンドル・スラムの構え。しかし間一髪で回避され、互いにフィニッシャーを決めさせない一進一退の攻防が続いた。そんな中、ライラがラケルをエルボーで場外に落とした際、リング下のパートナー・ベッキーと交錯するアクシデントが発生。

 この隙を見逃さず、リヴがうろたえるライラに必殺技「オブリビオン」を決め、ピンフォールで勝利。モーガンとロドリゲスが、王座をわずか24時間で奪還した。

 試合後には、ベッキーが“戦犯”となったライラを裏切り複数回のマンハンドル・スラムを見舞う師弟コンビ崩壊のシーンへ。怒りと嫉妬に狂ったベッキーのヒールターンは観客に衝撃を与え、試合はまさにドラマチックな幕切れとなった。(ABEMA/WWE『RAW』)

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