宇宙空間で“自給自足”!? 研究のカギは地球の微生物 研究チーム「必要なものすべてを生産することができる」

　ロンドンのある研究チームが、宇宙空間での“自給自足”に向けて研究を進めている。
　研究チームの1人であるレデスマ医師は、研究に至る経緯を次のように語った。
「宇宙飛行士は1日に約0.5〜1.5kg前後の食料を消費します。必要なものをすべて地球から持ってくるのは本当に難しいです。では、必要な食料を地球から持ってくるのではなく、宇宙で作ったらどうだろう？」（レデスマ医師、以下同）
　宇宙での自給自足という壮大な研究に向けて、レデスマ医師はその解決策として微生物を利用することだと挙げている。