
東京・広尾にあるブランド品買取り販売店で23日に起きた強盗事件。被害に遭った関係者が取材に応じ、無念さをにじませました。
【画像】“わずか1分”の犯行…男は逃走中 ブランド買取店“強奪”東京・広尾

被害に遭った店舗マネージャー
「悔しい。こんな所でまさかというのが一番大きい。結構、治安もいい立地だと思う」
東京・渋谷区広尾。周囲には各国の大使館も立ち並ぶ、高級住宅街として知られる街で事件は起きました。
ブランド品の買取や販売をしている店舗に現れた男は、バールのようものをリュックから出して「金を出せ」と女性店員を脅したといいます。

店員が「金はない」と拒絶すると、男はショーケースをたたき割り、エルメスのバッグや、なぜかブーツ片足分など4点を奪って逃走しました。
店内には店員2人と女性客がいましたが、けが人はいなかったといいます。男の入店からわずか1分ほどの犯行でした。

男は来た方向と同じ方向に逃げていきました。しかし、その先には交番があります。交番の向かいにある防犯カメラには男の姿は映っていませんでした。
路地の出口付近で男は確認できていませんが、少なくとも交番の手前まで来なければ路地を抜けることはできません。

逃走している男は20代~30代で、身長は約170センチのやせ型。犯行当時、白色のニット帽をかぶり、黒色の上下、さらに黒色のリュックサックにサングラスを着用していました。
警視庁は、車や自転車などを使って逃走した可能性も視野に捜査しています。
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