「レッスルマニア41」DAY2でタッグ王座を獲得したばかりだった師弟コンビ。ベッキーは11カ月ぶりの復帰戦で、負傷欠場したベイリーの代役としてライラとタッグを結成し、リヴ&ラケルを破ってタイトルを奪取。しかし、「RAW」での防衛戦では、ライラが誤ってラケルをベッキーにぶつけてしまい、混乱の隙を突かれてリヴの「オブリビオン」が炸裂。ベッキー組はピンフォール負けを喫し、わずか1日で王座陥落という屈辱を味わうこととなった。
試合後、肩を落とすライラに、ベッキーはゆっくりと近づき、優しく抱擁──かと思いきや、表情を一変させて胸元を掴み、そのまま強烈なクローズラインで叩きつける。さらにリング上で怒りを爆発させ、怒涛の拳をライラに浴びせ続けた。
“癇癪おばさん”と化したベッキーの暴走に、ライラはなす術なく半泣き状態。ABEMAの実況・清野茂樹アナウンサーが「些細なミスですよ」とライラを擁護すると、解説の堀江ガンツは「そこまで怒ること? 同郷でも、出る杭は打つということですかね…」と、先輩レスラーの嫉妬心を代弁した。
一度はリングを離れたベッキーだが、怒りが収まらず再び戻ると、マットにライラの頭を叩きつけるなど容赦ない攻撃を連発。ついには自身の必殺技「マンハンドル・スラム」をまさかの3連発も炸裂させた。
ファンからも「なんてヒールターンだ!」「泣いちゃう」「ついに本性を現した!」「サイコ師匠すぎる…」「これはパワハラ」と困惑気味のコメントが飛び交い、大きな反響を呼んだ。
一方、ラスベガスの会場では異様な熱気が漂い「もう一回! もう一回!」の大合唱。これに煽られたベッキーはフィニッシャー3連発という“やりすぎベッキー”な展開に突入。リングに大の字で崩れ落ちたライラの姿に、実況席も「なぜここまで…!」と言葉を失った。
一部のファンからは「観客が残酷すぎる!」「なんて冷酷なオーディエンス!」「観客がイカれている」と観客の熱狂ぶりにドン引きする声も上がるなか、“祭典レッスルマニア”の余韻に浮かれた翌RAWで、新たな抗争の火蓋が切って落とされた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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