結果が出たロスパン事業はやめてしまうのか? 「指摘」への返しは?
白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役CHRO 兼キャストエンゲージメントプロジェクトマネジャー):なぜ、ロスパン事業をやろうとしたのですか?
武部:パン屋さんは朝5時とか4時半起きで一生懸命パンを作っていらっしゃるのに売れ残って捨てられてしまっているという現状を聞いて、いても立ってもいられない気持ちになって『何とかできないかな』と思いました。私は目の前に課題が現れるとどうにかして解決して何とか前に進めていけないかと常に考えてしまうタイプです。
松島征吾(Zenken株式会社 取締役 人材戦略統括本部長):ロスパン事業で成果は出たんですけど課題は0になってないですよね?
武部:そうですね。
松島征吾:ロスパン事業をやめてしまいますか?
武部:将来的にこれで起業は考えてないですが、神戸に同じような活動をしている方がいらっしゃって、そちらの方に契約先をお渡しして、そのビジネスはフェードアウトしている感じです。新たにベトナムに留学をしていた際の企業で日本の企業に働きに来る技術労働者の日本語教育をしていたのですが、いざその子たちが渡航して日本に来たアフターケアが全くなく、生徒たちが困っていたんです。それを解決しようと思って今、自分で日本語教育の塾のようなものを立ち上げて。その子たちが日本に来た後のアフターケアをする事業の立ち上げに携わっています。
過去最高? 「10点満点」が8社も
