アニメ『おっさん剣聖』スレナとは？声優は上田瞳さん

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　TVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になる（かたいなかのおっさん、けんせいになる）』は、魔法やモンスターが存在する世界で、田舎の剣術道場の師範として実力を磨いていた中年男性の主人公ベリル・ガーデナントが活躍するおっさん成り上がりファンタジーです。

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　アニメーション制作は『ひぐらしのなく頃に業』や『見える子ちゃん』の制作会社「パッショーネ」と、『ハミダシクリエイティブ』の制作会社「ハヤブサフィルム」の共同制作。監督は『ひとりぼっちの異世界攻略』の鹿住朗生（かずみあきお）さんです。

　アニメ『おっさん剣聖』に登場するスレナ・リサンデラは、ベリルから剣術の手ほどきを受けていた冒険者です。この記事ではスレナのプロフィールや声優情報をまとめました。

アニメ『おっさん剣聖』スレナの基本情報・プロフィール
アニメ『おっさん剣聖』スレナの声優・上田瞳さんとは？
スレナの戦闘方法や強さは？
アニメ『おっさん剣聖』のストーリー
スレナの外伝コミカライズが連載

まとめ

アニメ『おっさん剣聖』スレナの基本情報・プロフィール

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　スレナ・リサンデラは、世界に数えるほどしかいない最上位ランクの冒険者の女性です。スレナはアリューシアがベリルの道場に通うよりも前にベリルから剣を教わっていました。

　ベリルとの出会いは20年近く前。モンスターか野生の動物に襲われた幼少期のスレナは、体中を怪我して足を引きずりながらビデン村に辿り着きます。村の見回りをしていたベリルに保護されて、しばらくベリルの家で暮らしていました。ふさぎ込んでいたスレナにベリルが剣術を教えたところ、熱心に取り組むようになります。養子の引き取り手が見つかるまでの3年ほどの期間、ベリルから剣の指導を受けていました。

　成長したスレナは冒険者で最もランクの高いブラックランクになり、レベリオ騎士団の指南役に任命されたベリルと首都バルトレーンで再会。勝ち気な性格でアリューシアとはよく口論になりますが、尊敬しているベリルに対しては素直な一面を見せます。アリューシアのことは「シトラス」と呼んでいます。

　原作小説1巻にはスレナ視点の章があり、スレナが冒険者になりたかった理由として、産みの親が世界を回る仕事をしていたから自分も世界を見たかった、ベリルから教わった剣を活かしたかった、漠然と強くなりたいと思った、過去の自分と同じような目に遭っている人を救いたいと思ったと語られています。

アニメ『おっさん剣聖』スレナの声優・上田瞳さんとは？

　アニメ『おっさん剣聖』でスレナの声を演じているのは、声優の上田瞳（うえだひとみ）さん。

　上田さんは中学2年生の頃に声優を目指し始めました。『ONE PIECE（ワンピース）』ゾロ役の声で知られる声優・中井和哉（なかいかずや）さんがアニメ声優のみならずワイドショーでナレーションをしていることを知り、声優はアニメだけでなくナレーションや歌・ラジオなど様々な仕事ができるため、声優になろうと思ったとのことです。

　大学在学中に青二プロダクションの声優養成所・青二塾の大阪校に入り、声優の道を進み始めました。上田さんは背が高いことがコンプレックスだと打ち明けていますが、声優になることで小動物や幼女も演じることができるとインタビューで答えています。

　これまでに上田さんが演じてきたアニメキャラクターとしては、『ウマ娘プリティーダービー』ゴールドシップ役、『来世は他人がいい』染井吉乃役、『Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士として暮らしてます』ステラ役があります。

『おっさん剣聖』アニメ化に伴う上田瞳さんのコメント

スレナ・リサンデラ役を演じます、上田瞳です。
実は「片田舎のおっさん、剣聖になる」の漫画を広告で見かけ、ベリル先生に惹かれ、読ませていただいたことがありまして……！（役と関係のない私個人の感想です）
なのでオーディションに参加できただけでなく、こうしてスレナとのご縁をいただけて本当に嬉しかったです！
強者らしく、でも先生に対しての礼儀は決して忘れない彼女のまっすぐさを表現出来るように努めます！よろしくお願いいたします!!

スレナの戦闘方法や強さは？

　スレナは冒険者の中でもトップの実力を持っていて、冒険者のランクは最上位のブラックランク。ベリルがスレナを見た際に、ブラックランクの冒険者を見たのは初めてだと明かしました。

　スレナの二つ名は「竜双剣のリサンデラ」で、両手に剣を持つ二刀流で戦います。冒険者の中ではトップクラスの強さを持つスレナでさえも、ベリルと手合わせをした際には、ベリルに攻撃を全て捌かれて敗北します。ベリルからは利き手ではない左手の剣の扱いがまだ完全ではないことを指摘されました。

冒険者のランクとは？

　冒険者はギルドと呼ばれる組織に所属し、護衛やモンスター退治、遺跡やダンジョンの調査などの仕事が与えられます。ギルドは冒険者を実力に合わせてランク付けをしていて、下からホワイトランク、ブロンズランク、シルバーランク、ゴールドランク、プラチナムランク、オーシャンランク、ブラックランクとなっています。

　冒険者は身分を証明するためにランクのカラーに応じたプレートを持っています。オーシャン以上のランクの冒険者の数は少なく、高難易度な依頼をこなして世界を飛び回っているため、見かけることは少ないとのことです。

アニメ『おっさん剣聖』のストーリー

　片田舎で剣術道場の師範をしているベリル・ガーデナントは、これまでに数多くの弟子を育て、巣立っていった弟子達は様々な場所で大成しています。このまま静かに年を重ねていくと考えていたベリルのもとに、王国騎士団長に昇り詰めた元弟子アリューシア・シトラスが訪ねてきました。

　アリューシアはベリルを王国騎士団の特別指南役に推薦して承認されたことを告げます。国王による任命書があったことから断れず、すぐさまベリルは首都バルトレーンに連れて行かれます。特別指南役は荷が重いと感じていたベリルでしたが、長きにわたって鍛え続けた剣の腕は「片田舎の剣聖」と称されるほどの領域にまで達していました。

　これまで田舎で過ごしていたベリルが、首都でかつての弟子たちと再会したり、強敵との戦いを繰り広げていく物語です。

　原作は佐賀崎しげる（さがざきしげる）氏によるライトノベルで、原作タイトルは『片田舎のおっさん、剣聖になる〜ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件〜』。乍藤和樹（さとうかずき）氏によるコミカライズ版も刊行されています。