「気づいたら妻の首に手を…」 “介護殺人”を思いとどまった夫、当時の苦境 「絶対悪と断罪できない」同情論も? ABEMA Prime 2025/04/26 09:30 拡大する 滋賀県草津市の集会場で「認知症の人と家族の会」の会合が行われた。介護経験のある人が集まり、苦労や不安を話し合う目的があるが、中でも深刻な悩みが、介護疲れによる虐待と、その先の“介護殺人”。専門家の調査によると、介護の苦労などを原因とする親族間の殺人・無理心中は、8日に1件のペースで起きているという。 会に参加する梅本高男さんも、過去に悩みを抱えていた。認知症の妻を在宅介護していたが、昼夜関係なく徘徊(はいかい)し、外から鍵をかけると「なんで開けないの」とドアをたたいたり蹴ったり。梅本さんは「これはあかん」と、つらくなりながらも、1人で24時間付きっきりの介護を続けた。 続きを読む