【MLB】ドジャース - パイレーツ(4月26日・日本時間27日/ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手がパイレーツ戦に先発登板し、5回2/3、93球、5安打、1被本塁打、4奪三振、3四死球、3失点で降板。同点のため勝利投手の権利がないままマウンドを降りている。最速は97.7マイル(約157.2キロ)だった。
今季ここまでは平均68.8球と球数は少ないものの、4月の3登板でいずれも最長イニングを更新。日本時間6日のフィリーズ戦は4回まで、同13日のカブス戦は初黒星となったものの5回まで、同20日のレンジャーズ戦は6回までを投げ、徐々に手応えをつかんでいる。
迎えたこの日は、ナ・リーグ中地区で最下位に沈むパイレーツと対戦。初回、先頭打者のオニール・クルーズに対して外角高めに投じた96.8マイル(155.7キロ)のストレートをバックスクリーンまで持っていかれていきなりの被弾。しかし、後続を全て外野フライに打ち取り打者4人で切り抜けた。
直後、味方の援護ですぐさま逆転に成功して迎えた2回だったが、先頭のジョーイ・バートを四球で歩かせてしまう。さらにレフト前ヒットでチャンスを広げられ、次の打者をショートゴロに打ち取って1死一、三塁。ここでトミー・ファムをライトフライに打ち取ると、生還を狙ったバートをてオスカー・ヘルナンデスが捕殺し、佐々木は味方の援護でこの回を無失点で終えた。
3回は2人を内野ゴロと空振り三振で軽快に2アウトを奪うと、続くブライアン・レイノルズを歩かせたものの、アンドルー・マカチェンを一塁ファールフライに打ち取った。さらに4回も空振り三振と2つの内野ゴロで、この試合初めて三者凡退に抑え、快調なピッチングでゲームを作った。
しかし、5回につかまる。先頭のアダム・フレージャーにライト前ヒットを許すと、トミー・ファムに左中間を破るツーベースを打たれ、無死二、三塁に。アイザイア・カイナーファレファを三振に仕留めたものの、好打者オニール・クルーズにはライト前ヒットを打たれ2人の生還を許した。
続くブライアン・レイノルズの当たりはあわやホームランという大飛球となったものの、センターのアンディ・パヘスのファインプレーが飛び出し事なきを得ると、アンドルー・マカチェンをセカンドゴロに抑えた。この回、2点を失ったものの、その裏の攻撃で、大谷翔平のスリーベースをきっかけに再び同点とすると、佐々木は6回のマウンドへ。
ファーストゴロと空振り三振で2アウトを奪ったものの、続くケブライアン・ヘイズに死球を与えたところでピッチャー交代。この日は5回2/3、93球、5安打、1被本塁打、4奪三振、3四死球、3失点での降板となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





