【映像】佐々木朗希に観客が“総立ち”拍手で称えた特別な瞬間
【映像】佐々木朗希に観客が“総立ち”拍手で称えた特別な瞬間

【MLB】ドジャース 8—4 パイレーツ(4月26日・日本時間27日/ロサンゼルス)     

【映像】佐々木朗希に観客が“総立ち”拍手で称えた特別な瞬間

 ドジャースの佐々木朗希投手の投球に、盛大な拍手が巻き起こった。5回2/3を投げ、あと1アウトを任せてもらえずに降板となった佐々木に笑顔はなく、悔しい表情を浮かべていたものの、本拠地ドジャー・スタジアムのファンは彼の力投を大いに称えていた。

 メジャー移籍後6試合目の登板となった佐々木は、初回、先頭のオニール・クルーズにホームランを浴びて失点するも、その後は粘りのピッチング。5回3失点となんとか試合を作り、最長タイとなる6回のマウンドに登った。2アウトまでを簡単に奪った佐々木だったが、ヘイズに対してはカウント2-2と追い込みながら痛恨のデッドボールを与えてしまう。この時点で球数も最多の93球に達しており、ここで降板となった。

 2試合連続のクオリティスタート(先発で6回以上を投げて自責点3以下)とはならなかったものの、5回2/3を投げて3失点は上々の内容でもある。イニングの途中で降板となったこともあり佐々木は悔しさを表情に出していたものの、ロバーツ監督も笑顔でマウンドの佐々木と握手を交わし、ドジャー・スタジアムに詰めかけたファンは総立ちとなり大きな拍手を送った。

 今季、ドジャースは新加入のスネルがすでに離脱。さらに、昨季9勝を挙げたグラスノーも前回登板でアクシデントにより緊急降板している。また、大谷翔平投手の二刀流復帰も当初の見立てより遅れている状況だ。そんな中、佐々木は山本由伸投手とともに開幕からローテーションを守り続けている。ロバーツ監督が「成長段階にある」と繰り返しているように、厳格な球数制限のもとで登板を重ねており、NPB時代のように長いイニングを任されることはまだないかもしれない。それでも投球回は徐々に伸びており、3試合連続で5回以上を投げ、大崩れすることなく役割を果たしていることは明るい材料だ。

 この試合も、最速は97.7マイル(約157.2キロ)と、佐々木としては球速が出ていなかったものの、粘り強く投げ抜いた姿勢は評価に値するはずだ。その"粘投"をファンも理解していたからこそ、スタンディングオベーションが起こったに違いない。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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