「裕福そうには見えない家のごみから小銭」という格言については、「ごみ清掃員にとってはあるある。高級住宅地ではデジタル化しているので小銭を使わないというのがあると思うが、最近増えてきたのが、両替で手数料を取られるとなったときに、結構な量がないと取られて終わりだ、面倒くさいみたいな感じでごみの中に入れる。衝撃を受けた」と、お金を捨ててしまう理由を解説した。

 また「秋になるとお米が捨てられる。新米が出ると古い米はみんな捨てちゃう」と、古くなったお米も捨てられていることを明かした。「いずれバチが当たるぞと言っていたら、去年あたりから“令和の米騒動”みたいな。いまちょっと減ってはきたが、めちゃめちゃ出る」。

 「ごみは嘘をつかない」と語る滝沢は、ごみは生活の縮図だとして大量のアップルパイの容器やタバコの箱が入ったゴミ袋の写真を紹介。捨てた人の年齢は「タバコは同じものを吸い続ける傾向がある。(捨てられたタバコの銘柄は)僕より少し上の世代がブームで吸っていた。50代前半から半ばくらいの人」と予想しつつ、そこに漢方薬の袋も捨てられていることを指摘して「50代くらいの人がそれだけ(アップルパイを)食べたら、そりゃ胸やけする」と分析した。

「エコバッグはエコじゃない」
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