【写真・画像】ビーチでゴミ拾いをする17歳のサーファー少女「注射器を踏んじゃうことも」「汚れているのが悲しい」 1枚目
【映像】ビーチに潜む“見えないゴミ”(実際の映像)
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 神奈川県・湘南の海で、清掃活動をしている人々がいる。神奈川県は1991年に「かながわ海岸美化財団」を立ち上げ、常時ボランティアを募り、海岸の美化活動に力を入れている。

【映像】ビーチに潜む“見えないゴミ”(実際の映像)

 鵠沼海岸で行われているサーフィンのジュニアの大会では参加者にゴミ袋を配布し、空き時間に海岸の清掃活動を呼びかけている。ゴミを拾っていたのは高校2年生のプロサーファー・登坂祐妃さんと、サーファー・高橋結奈さん。登坂さんはオリンピック強化選手に名を連ねる実力者だそうだ。

 2人が拾い歩いていると、ガムの包み紙を発見。しかし、裸足での作業のため「危ない。ごみを踏んじゃうこともある。注射器とかある」と話す。2人は日頃からサーフィンをするかたわら、ゴミ拾いを続けているという。

 日本サーフィン連盟の寺尾恵一理事長は「(たばこの)フィルターは絶対なくならない。この吸い殻は100年残ると言われている。でも、このほとんどは、浜に遊びに来た人が捨てるのではなく、川から流れて来ることが多い」と説明する。

 登坂さんは「私はここが地元だが、小さい頃から入っている海が、これだけ汚れているのは、悲しいし気分も落ちる。もっとキレイになれば、みんなも集まるし、いいんじゃないか」と語った。

“目に見えるゴミ”だけではない?
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