ピーク時間をずらすことの効果は?
さらに『ABEMA Morning』は、渋滞の発生原因とピーク時間をずらすことの効果について質問をした。
「渋滞発生の要因はいくつかあります。1つ目が上り坂。下り坂で速度を上げた後、上り坂で速度が落ちることで後続車もブレーキを踏み、渋滞が発生します。2つ目がトンネルの入り口や出口で、速度が低下したり、車間距離が詰まることで、渋滞が起こる原因になっています。3つ目が道路の合流やインターチェンジ付近では、車線変更や速度を落とす必要があるため渋滞が発生する原因になっています」
「(ピーク時間をずらすことの)効果として、例えば5月3日の中央道(下)高井戸ICから相模湖IC間を例に見ていくと、この区間では、午前4時〜午後4時まで渋滞が発生することが予測されています。ピーク時間である午前5時〜午前11時に高井戸ICから相模湖ICの間(約45km)を通過した場合の所要時間は、約2時間15分となっています。一方、時間をずらし、高井戸ICをお昼過ぎに出発する場合の所要時間は、ピークを過ぎた頃の所要時間の変化は13時台では27kmの渋滞で、約1時間40分。15時台では9kmの渋滞で約50分となっています。お出かけの時間帯をずらすことで渋滞と所要時間が変わってきますので、渋滞予測を確認してスムーズなドライブにしてください」
(『ABEMA Morning』より)
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