【AFCチャンピオンズリーグ・エリート】アル・アハリ・サウジ 2-0 川崎フロンターレ(日本時間5月4日/キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム)
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝で、大人気漫画『キャプテン翼』のワンシーンを彷彿とさせる場面があった。敵陣ゴール前でFKのチャンスを獲得した川崎フロンターレのMF脇坂泰斗とFWエリソンが同時にシュートを狙った。
日本時間5月4日のACLE決勝で、川崎Fはアル・アハリ・サウジと対戦。しかし、前半に2点を先制される苦しい展開となり、クラブ史上初のアジア王者の座を逃した。
この試合の前半終了間際には、珍しいシーンがあった。敵陣で直接FKのチャンスを得た川崎Fは、ボールサイドの前に脇坂とエリソンの両名が寄った。2人は会話を重ねてから助走を取ると、主審が笛を鳴らしたと同時にシュートモーションに移行。先にボールとの距離が近かった脇坂の右足に当たったが、エリソンも近いタイミングで左足を振り抜いており、キャプテン翼の漫画に登場する「ツインシュート」のような珍しいシーンとなった。
シュートは枠外となったがこの場面はSNSで話題となり、ファンは「えっ、脇坂とエリソンのツインシュート?笑」「エリソンと脇坂なにやってるの?w」「エリソンと脇坂の必殺技わろた」「どっちも譲らなかった感じ?」「脇坂エリソンこの舞台でダブルシュートは草」「キャプ翼ばりのツインシュート」「脇坂とエリソンのイナズマ1号!?」など珍プレーに驚いた様子だった。
また、「意図的か恣意的か」などの声もある中、「脇坂が蹴ったあとのエリソンの反応からしてちゃんと狙ったものだよいまのは」「脇坂とエリソンの反応的に打ち合わせミスではないと思うけど」「完璧に脇坂が蹴ってたやんエリソンのフェイクが近すぎただけで」など実は狙ったものだったと指摘する声もあった。
一方で解説を務めた鄭大世氏は、「今のは被ってましたね。お互いのコミュニケーションが取れてなかったのかもしれない。2人とも蹴りに行って脇坂が先に触っただけでは? キャプテン翼みたいでしたね」と、意図的なプレーではなかったと分析している。
(ABEMA de DAZN/AFCチャンピオンズリーグ・エリート)



