【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 1ー0 FC町田ゼルビア（5月3日／県立カシマサッカースタジアム）
鹿島アントラーズのFW田川亨介がゴール前の至近距離でシュートを放ったが、ボールを真上に蹴り上げてしまい決めきれなかった。痛恨のシュートミスかと思われたこのシーンについて、ファンがSNSで抗議の声をあげている。
鹿島はJ1リーグ第14節でFC町田ゼルビアと対戦。ゴールレスで迎えた15分、鹿島が左サイドからのFKを獲得する。MF荒木遼太郎がゴール前に蹴り込んだボールは、ボックス内でDF関川郁万が競り勝ち、ゴールエリア内へ。これに素早く反応した田川が身体を投げ出しながら伸ばした左足で合わせるも、シュートを真上に蹴り上げてしまった。
ありえない角度でボールが飛んでしまった痛恨のミスに見えたが、シュートを打つ瞬間、自身をマークしていた町田のMF仙頭啓矢とのコンタクトがあり、うまくミートできなかったようだ。
田川はシュート直後に両手を広げて主審にファウルをアピールし、さらに主審に詰め寄って激しいジェスチャーで異議を唱えた。このシーンを目の前で見ていたFW鈴木優磨も両手を広げて立ち止まり、ファウルを主張していた。
その様子を実況・西岡明彦氏が「ファウルじゃないかと田川がアピールしています。『引っ張られました』『押されました』というふうに抗議しています」と伝えている。
納得のいかない田川は荒木と一緒に異議申し立てを続けるも、結果的に判定は覆らず。試合は鹿島のスローインで再開された。
この一連のシーンにSNSでは「田川どこに蹴っとんねんWWWWって思ったら引っ張られてたのか」「ファウルだろ！？」「ファウルないの？」「田川のやつはpkだった気がするけどな」「前半の仙頭の田川への決定機阻止がノーファウルノーカードの基準はおかしくないか？」「レフェリーがちゃんと事象を確認した上でのジャッジだったんかな。VAR介入してないし」「VAR寝てるのかな」とファンがノーファウルだったことに不満を募らせた。
試合はこの14分後の前半39分、田川がゴールを決めて鹿島が1ー0の勝利。4連勝を達成して首位を堅持した。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
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