【リーグアン】サンテティエンヌ 1-3 モナコ(日本時間5月4日/ジェフロワ=ギシャール・スタジアム)
モナコの日本代表FW南野拓実が、圧巻のダイレクトスルーパスを通した。こぼれ球に反応した南野は、ゴールに背を向けた状態から味方のランニングに合わせてパス。ゴールには繋がらなかったが、才能あふれるプレーにファンたちが歓喜している。
モナコはリーグアン第32節でサンテティエンヌと敵地で対戦。先制しながらも一時は1ー1とされたが、終盤に2ゴールを奪いリーグ戦で2位に浮上している。
左のアタッカーとして先発出場した南野のアシスト未遂は、1点リードで迎えた29分だった。センターサークル付近でDFウィルフリード・シンゴがボールを奪う。この時南野は、前線に走ろうと動いていたが、ボールが自身の方にこぼれてきたことで自陣方向に向かって走り出す。ボールを受ける直前に首を振って前線の様子を確認すると、ゴールに背を向けた状態から体を捻って右前方にスルーパスを通した。
このボールは抜け出していたMFマグネス・アクリウシェにぴたり。アクリウシェはボックス右へと侵入して、GKとの1対1を迎えたが、このシュートは決めきれず、南野のパスはアシスト未遂となった。
解説のフローラン・ダバディ氏は「これは決定的でしたね。ボールを奪って素晴らしいワンタッチ。見えてるんだよね」と南野のプレーを絶賛した。SNS上のファンたちも「タキのダイレクトスルーパス!」「うまっ」「南野のワンタッチパス痺れるわ」「タキ見えてるねー」「南野アシスト未遂おしーーー」「これは決めて欲しかった」とダバディ氏と同様に南野のプレーに惚れ惚れしている。
なお、南野はフル出場。勝ち点3を獲得したチームは、UEFAチャンピオンズリーグ出場権が獲得できる2位に浮上している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





