元センター八木仁愛「荷が今回少し下りた」
八木「自分がメインメンバーだからうまくいかないのかな、と思う時も少なからずあったので、英恋がメインメンバーですと言われた素直な気持ちは、まず自分じゃない青空組のメインメンバーができたことで、また新しい僕青をお見せできるきっかけになるんじゃないかという嬉しいというか、楽しみになったし、そして、それが杉浦だからこそ、より支えてあげたいなという気持ちが強いです」
主役を交代となり、悔しい感情が湧き立つのかと思っていたがそうではないようだ。
これまでの八木の印象はというと、いつもどこか気を張っているように私たちには映っていた。しかし、今回は柔らかい表情…ほっとしているようにも見えた。
八木「センターとかメインメンバーっていう役柄にとらわれがちだったんですけど、どこにいても私は私だなって思うようになったし、ファンの人がそう言ってくれることが多くて『仁愛ちゃんはどこにいても、自分にとっての真ん中はいつもあなただから』と言ってくれて、それがすごく嬉しかったです。だからあんまり気にしなくなって、『メインメンバーだからこうでなきゃ』と思う瞬間もあったので、その荷が今回少し下りたなというのはあります」
――杉浦さんの魅力ってなんですか?
八木「根っからのエンターテイナー気質というか雰囲気を作るのがとても上手っていうかあの人の雰囲気によって他のメンバーとかグループの雰囲気も変わってくるそういう子で、何かすごい真ん中に立つのが似合う人っているじゃないですか?そういう素質を持った人なんだろうなって思いますね」
杉浦はセンターが似合うという八木だが、発表の際、少し複雑そうな表情を浮かべていた。
八木「(センターは)グループとしてうまくいっていない時とか全部自分のせいかなって思っちゃった時もあるので、心無い言葉を受けることもあるし。真ん中に立っていると、その意見が気になりますし、自分でもそうだなと思うことを言われると結構傷つくんですよ1番。傷ついている時周りが何を言ってもその子にしか分からない痛みってあって。そういうことが多い役割なのかなと思うので、彼女自身も繊細なので、壊れちゃわないかなって心配です」
自身の苦い経験に杉浦も苦しむのではないか…そんな心配をセンターが自分ではないとわかった直後から感じていたようだ。
――またセンターをやりたい気持ちになる?
八木「来るのかな?わかんないけど今は色々な子が真ん中に立って移り変わって行く僕青の変化を見る側にもなってみたいなという気持ちが強いので、それが楽しみです。なので今はそんなに無いかも知れないです」
――自分よりチームが褒められた方が嬉しい?
八木「そうですね。個人として、私がもし仮に辞めたとしても、ビッグになっているというか、『僕が見たかった青空』というグループが大きくなって、たくさんの人に認知してもらえたら嬉しい、という気持ちがやっぱりあります」
僕青メンバーの今後への展望…結成3年目で目指す夢への挑戦
