ひろゆき氏
【映像】深夜に野菜を盗みまくる女(監視カメラ・実際の様子)
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 X、InstagramなどのSNSを中心に無数の画像がネット上で拡散する中、本人だけでなく他人の「顔を晒す」という行為は個人情報の漏洩やトラブルのリスクを抱えている。SNS上では畑に入った野菜泥棒や、24時間無料販売所の万引き犯の動画をネット上に公開、自衛するケースもあり、これを見た人のほとんどが動画公開に肯定的な立場を取ったが、公開した当事者たちは“犯罪者”として拡散するリスクも考慮し、警察に相談の上で公開したという。

【映像】深夜に野菜を盗みまくる女(監視カメラ・実際の様子)

 「ABEMA Prime」ではSNSで犯人探しを行った当事者とともに議論を重ねたが、この中で2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は、日本はネット上に顔を晒す行為に対してのハードルが低く、自身が住むフランスでは「同意がなければ捕まる」と違いについて語った。

 番組ではSNSで犯人探しを行った際のリスクについて、永岡孝裕弁護士に聞いた。撮影された人の顔が認識できる映像をSNSに投稿した場合、映像に映る人物が「(事件と)無関係だ」と訴えた場合、プライバシー権侵害・名誉毀損などで投稿側が損害賠償責任を負う可能性もあるという。たとえ映像の人物が犯人であったとしても投稿側が名誉毀損罪に該当する可能性もあり、法的に問題がある以上、SNSでの公開は投稿者の自己判断になるという。

■顔を晒すことの法的リスクは?
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