【リーグアン】モナコ 2-0 リヨン(日本時間5月11日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコの日本代表FW南野拓実が、今季のリーグ戦で6ゴール目を挙げた。カウンターチャンスでボックス左に攻め込むと、3人に囲まれながらも左足を一閃。逆のサイドネットを揺らすと、スタジアムは大歓声に包まれた。
来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を狙うモナコは、リーグアン第33節でリヨンと対戦。南野は左のウイングとして先発出場すると、ゴールレスで迎えた62分に均衡を破るゴールを叩き込んだ。
センターサークル付近の自陣で相手にFKを与えたモナコだったが、MFマグネス・アクリウシェが猛プレスを仕掛けてボールを回収。FWブレール・エンボロを経由してボールを受け直したアクリウシェは、左サイドへと展開した。
このボールを受けた南野は、周りの攻め上がりが遅いと見るや自分でドリブルを開始。そのままボックス左へと攻め込むと、DFドウイェ・チャレタ=カーが前方に蓋をし、MFタナー・テスマンが後方からプレス、さらにDFエインズリー・メイトランド=ナイルズも戻ってきたことで、南野は3選手に囲まれた。それでもシザースでさらに攻め込みながら、左足を振り抜く。すると地を這うシュートが右のゴールネットを揺らし、モナコが先制点を手にした。
「いやー大きい!」と大興奮。続けて「この1点は今季一番大きな1点になるかもしれないですね。カイオ・エンリケが来ていないことを確認して、自分で行くしかない。その中で難しいこの態勢で。このバランス、イメージも完璧」と南野のゴールを称賛している。
このゴールにSNSのファンたちは「南野きた!!」「シュートうますぎるやろ!」「3人に囲まれてたけど決め切った!」「このゴールは本当に大きい」「これが本当のモナ王」「タキ最高の仕事した!」「これが本来の姿です」「タキやったぜ」と大盛り上がりとなった。
南野はこのゴールで今季のリーグ戦30試合で6ゴール3アシストを記録。またチームは、2−0で勝利し勝ち点を61まで伸ばして4位のニースと4ポイント差に拡大したことで、3位以上が決定し、来季のCL出場権を獲得している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





