【リーグアン】モナコ 2-0 リヨン(日本時間5月11日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコの日本代表FW南野拓実が鮮烈なワンプレーを披露した。裏抜けからボールを要求すると、背後からのボールに対してフェイクを入れて相手を欺き置き去りに。キレッキレのターンにファンが熱狂した。
来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を狙うモナコは、リーグアン第33節でリヨンと対戦。南野は左のウイングとして先発出場すると、ゴールレスで迎えた26分に存在感を示した。
左サイドのハーフウェーライン付近でボールを持ったDFカイオ・エンリケに対し、最終ラインの裏でタイミングを計っていた南野が鋭く飛び出し、絶妙なタイミングでスルーパスを受ける。背後から寄せてきたリヨンのDFドゥジェ・チャレタ=サールを視野に入れると、南野はターンする素振りからワンフェイク。相手の逆を突いて鮮やかに入れ替わると、そのまま強引にボックス内に侵入した。
惜しくも最後のラストパスは相手にクリアされたが、南野のキレ味鋭いターンには解説を務めたフローラン・ダバディ氏は「南野のクオリティの高さですよね。止める技術と見え方、チームトップクラスですね。この入れ替わりが素晴らしいですね。チャレタ=サールは試合に入ったばかりでしたし、こういう俊敏性には対応できなかったですね」と振り返っている。
同シーンにSNSのファンたちは「タキのターンが上手すぎる」「さすがすぎ」「スーパーすぎるわ」「積極的な飛び出しで数多くの決定機を演出!」と大盛り上がりとなった。
なお、南野は62分に先制点を決めて今季のリーグ戦30試合で6ゴール3アシストを記録。またチームは、2−0で勝利し勝ち点を61まで伸ばして4位のニースと4ポイント差に拡大したことで、3位以上が決定し、来季のCL出場権を獲得している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)





