【ラ・リーガ】ソシエダ0-1セルタ(日本時間5月14日/アノエタ)
ソシエダのMF久保建英が激昂。相手選手を口論から突き飛ばすという苛立ちを抑えきれない様子に、ファンが注目している。
ソシエダは日本時間5月14日、ラ・リーガ第36節でセルタと対戦。1点ビハインドで迎えた90+2分、日本代表MFの怒りが爆発した。
右サイドのタッチライン沿いにいた久保は、左手の手首をぐるぐると回しながら苛立った表情を見せる。セルタのMFヴィリオット・スウェドベリが接触プレーで倒れた後、ノーファウル判定にもかかわらず時間稼ぎの意味も含めてなかなか起き上がらなかったことにイライラしたようだ。
その様子を見たセルタのDFジョエル・ラゴに声を掛けられると、久保は気だるそうに顔をしかめて言葉をかわす。そして、近寄ってきたラゴが左手で身体を触ろうとした瞬間、久保はなんと突き飛ばしたのだ。さらに、その場を離れる相手に歩み寄りながら、吐き捨てるように言葉を浴びせた。
感情的になった日本代表MFは、直ちに駆け寄ってきた副審になだめられるも、イライラした気持ちは静まらない様子。FKでの試合再開に備えるべく持ち場についた後も、広げた両手を振り下ろして不満を露わにした。
実況の藤田崇寛氏は「やっぱり今日の久保は相当いろいろなところでやり合っていますね」と言及すると、解説の森田泰史氏は「何回も削られているところにも不満を持っていると思います」とコメントしていた。
この一部始終にはファンも、SNSで「早くしろ!ってアピールしてる」「相手はなんで言い寄ったんだ?」「タケめっちゃ今日イライラしてるね」「ついに感情爆発したって感じか」「今日の感じだとしょうがない」と反応している。
試合はそのままタイムアップしてソシエダは0ー1で敗戦。6試合未勝利で12位まで順位が落ち、欧州カップ戦の出場権獲得が大きく遠のいた。久保自身も8試合ぶりにフル出場したが執拗なマークに遭って持ち味を発揮できず、フラストレーションの溜まる試合になった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)