警察の捜査の結果、結婚指輪をはめた真人の焼死体が洞窟の中で発見される。事件は真人の自殺で幕を閉じたかと思いきや、その焼死体は実は偽装されたもの。真人は生き延びていたのだ。爆発炎上の際、澪は真人にこう伝えていた。「生きて」と。澪の洗脳は解けていなかった。いや、澪は真人を死ぬほど愛していたのだ。
事件からしばらくして、日常を取り戻した澪は喫茶店で友人の精神科医とティータイム。そこで澪をつわりが襲う。驚く精神科医に澪は「私、赤ちゃんできたよ。諦めていたのに嘘みたい」と告白。「誰の?真人さんの?」と聞かれると「やめてよ、もう…当たり前でしょ」と真っすぐに答え、精神科医が「ねえ、澪…」と言葉をつづけようとすると、それを遮るように「産む。産むよ?当たり前でしょ?女の子よ、きっと」と覚悟の表情。未来の澪は大きなお腹をさすり、こちらを見つめてニヤリと笑みをこぼすのだった。
連続殺人鬼という恐ろしい素性が明らかになってもなお、真人を求め続けてしまった澪。一歩間違えれば自分の命を奪われていたのにも関わらず、真人に告げた「生きて」という言葉。まさかのラスト2分、真人との子供をお腹に宿して産み育てることを誓った澪の姿に「どっちもいかれてんだな」「ずっと依存している」「目が怖い」「洗脳解けてない」「澪が1番やばい奴」「みおもなかなかのサイコ」との声が挙がっている。
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