【スーパーフォーミュラ】第5戦（決勝・5月18日／オートポリス）
全車一斉のレーススタートで2台のマシンがスタート失敗──。サッシャ・フェネストラズは完全に動けず、太田格之進も流れに乗れず、あわや大事故になりかねない危険なシーンがファンを戦慄させた。
この日、8番グリッドからスタートした太田格之進（#6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING）は、アンチストールにより、スタート直後の加速に失敗し、集団の中で急減速。隊列から取り残されるように最後尾まで一気に順位を落とした。
さらに、9番グリッドのサッシャ・フェネストラズ（#37 VANTELIN TEAM TOM’S）は、スタート時にマシンが完全に静止。黄旗が掲げられる中、後方からロケットスタートで加速してきた11位 ザック・オサリバン（#4 KONDO RACING）、13位 牧野任祐（#5 DOCOMO TEAM DANDELION RACING）、15位 小出峻（#50 San-Ei Gen with B-Max）は、密集状態にもかかわらず瞬時に反応して立ち塞がる37号車を“かろうじて”回避した。
番組解説の中山雄一氏も「おお、すごいですね……かなり危なかったですね。何も起きなくてよかったです」とヒヤリとするスタートに安堵の様子を見せた。
ファンはSNSで「よく避けたなぁ」「サッシャ動かなかった」「ストールか？」「下位は左で太田、右でサッシャがストールして大混乱」と驚きの声が続出。スタート直後からの波乱にどよめいていた。
（ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/（C）JRP）
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