【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 2ー1 浦和レッズ(5月24日/豊田スタジアム)
名古屋グランパスのFWキャスパー・ユンカーが、ペナルティエリア内で転倒するもPKを与えられなかった。際どい判定にスタジアムが騒然とし、SNSにはファンからの多数の意見が並んだ。
注目のシーンは、名古屋がJ1リーグ第18節で浦和と対戦した64分のことだ。1点を追いかける名古屋が両サイドを使って攻め込み、古巣対戦となった元デンマーク代表FWがボックス内に進入した。
名古屋のDF原輝綺が前線にロングボールを放り込むと、MF和泉竜司が頭で落とす。これに反応していたユンカーは、ペナルティエリアの手前でトラップし、ドリブルを開始。背後から寄せてきた浦和のMF安居海渡をブロックしながらゴール前に進入した。その瞬間、大きく転倒したのだ。
ピッチ上に大の字になったユンカーはファウルをアピール。スタジアムが騒然としたが、主審の笛はならず。名古屋にPKは与えられなかった。
このシーンで解説・南雄太氏は「今のも和泉のラインブレイクからでしたし、本当に効いていますよね」とゴール前に迫った要因についてコメント。そのうえで転倒については「これはファウルではないですね」と見解を述べた。
このシーンに「シミュレーションだろうが」「滑っただけだろ」「9割演技」「勝手に滑っているからしょうがない」「いまのPKならぜんぶPKになるよユンカー君」「自分で転んだ感じか」「一瞬PKかと思ったけど、何も接触ないやんけ」とSNSではノーファウルを支持する声が多く挙がったが、一方で「ユンカー腕掴まれて倒されてんのにPKないか〜可哀想に」「目の前でそれ流すの?審判えぐすぎるよ、完全にユンカー腕掴まれてるのに」などPKを主張する声もあった。
同点のチャンスを逃した名古屋だったが、選手交代をキッカケに攻勢を強めていくと、83分と90+5分にゴールを奪取。最終的には2ー1で逆転勝利を収め、31,001人のサポーターと歓喜を分かち合った。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)





