【ラ・リーガ】レアル・マドリード 2－0 レアル・ソシエダ（日本時間5月24日／サンティアゴ・ベルナベウ）
【映像】久保建英、“急加速ドリブル”でレアルMFをぶち抜いた瞬間
巧さと速さが融合したプレーだった。レアル・ソシエダのMF久保建英が、レアル・マドリードMFダニ・セバージョスを狭いエリアでぶち抜いたシーンが話題を集めている。
日本時間5月24日にソシエダは、ラ・リーガ最終節でレアル・マドリードと対戦。イマノル・アルグアシルとカルロ・アンチェロッティの両監督にとってラストゲームであり今季限りで退団が決まっているMFルカ・モドリッチの本拠地最終戦として注目を集めたこの試合で、右ウイングで先発出場した久保が個人技から輝きを放っている。
ソシエダが0ー1と追いかける展開で迎えた70分、右サイドでMFジョン・オラガスティからパスを受けた日本代表MF、ハーフペース付近のゴールライン手前でセバージョスと1対1の局面を迎えた。
中に切り返すか、狭い縦のスペースに進入するか複数の選択肢があった中で、久保は後者を選択。細かいタッチから急加速してセバージョスを一気に抜き去ると、狭いエリアでも抜群のテクニックでボールをコントロールしながら最後はマイナス方向にラストパスを出した。
最後は相手守備陣の好守に跳ね返されたが、緩急を駆使した久保らしい突破はABEMAのコメント欄やSNSでも話題に。ファンからは「メッシやん！？」「久保うっま、それ突破するか」「久保の突破上手すぎる」「久保建英うますぎやろ。セバージョスあっさり抜かれてた」「孤軍奮闘で被ファウルはリーグトップ」「久保のドリブル突破はどこでも通用するいい仕掛けだわ」「こういうチャンスを決めてほしいんだよなー」「久保が抜いた後、前に走る選手がいない。前田大然が欲しくなる」など、個人技からのチャンスメイクにファンは大興奮の様子だった。
この試合で久保は、両チーム合わせて最速となる時速33.8kmを記録。右サイドから巧さと速さを兼ね備えるプレーで脅威となった。なお試合は、レアル・マドリードが83分に追加点を奪い、2ー0でホームチームが勝利を飾っている。
レアル・ソシエダでの3シーズン目で久保は、全公式戦で52試合（3491分）に出場し、1年間の自己最多出場記録を更新。ラ・リーガでは5ゴール・0アシストと、過去のシーズンと比較をすると数字の部分では伸びなかったが、イマノル体制で初のボトムハーフでのフィニッシュ（11位）を余儀なくされたチームで孤軍奮闘の活躍を見せた。
ちなみに、久保はシーズン終了直後の6月の代表戦メンバーに選出されており、これから6月5日にオーストラリア代表、6月10日にインドネシア代表と対戦する日本代表に合流する予定だ。
（ABEMA de DAZN／ラ・リーガ）
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