【明治安田J1リーグ】FC東京0ー3サンフレッチェ広島(5月25日/国立競技場)
日本代表招集歴もあるFC東京のGK野澤大志ブランドン(22歳)が、自陣ボックス内で痛恨のキックミス。失点に繋がってファンが落胆している。
FC東京は5月25日、J1リーグ第18節でサンフレッチェ広島と対戦。1点を追いかける59分、4試合ぶりに先発復帰した野澤が致命的なミスを犯してしまう。
FC東京はロングボールをカットされ、左サイドから攻め込まれる。広島のFW中村草太がボックス内の左から折り返したボールは、ゴール前中央でフリーのFWジャーメイン良を目掛けて転がっていく。しかし、FC東京のDF白井康介が懸命に戻って右足でインターセプト。そのボールが野澤のもとに渡った。
このボールを野澤は右足で蹴り出そうとしたが、バウンドを上手く合わせることができず。右足のインステップに中途半端に当たり、正面にいたジャーメインの前にポトリと落ちてしまう。痛恨のパスミスを挽回するために素早く寄せてシュートコースを消したが、右側を射抜かれて失点した。
今季ここまでPKのみの3ゴールだったジャーメインが、初のオープンプレーからのゴールに喜びを爆発させる中、野澤はピッチに仰向けになって悔しさを募らせた。近くにいたFC東京の選手も呆然と立ち尽くすことしかできない様子だった。
解説・坪井慶介氏は「野澤からするとミスという形になりました。この後も最後尾に陣取る守護神ですから、しっかりと精神的な部分を持ち直してプレーしてほしいですね」とコメントした。
悔やんでも悔やみきれない失点シーンに、ファンもSNSで反応。「ブランドンこの前もやらかしてなかったっけ?」「ブランドン定期的にポカする」「致命的なミスばっかりよな」「それはミスキックすぎる」「これは痛恨だわ」「スカッちゃったね…」「これはブランドン擁護できんわ」「流石にそれはない…」「バックパス判定を恐れて蹴ったか」「ブランドンどーした?」「何やってんだ…?」「なんだこれ?」などと落胆している。
挽回したかった野澤だが、88分にも失点を許して0ー3でタイムアップ。FC東京は無敗中だった国立でのホームゲームで初黒星を喫して2連敗となった。Jリーグ公式サイトによれば試合後に野澤は、「今日の結果は非常に情けない。2失点は僕のミスです」と反省。そのうえで、「(今日の)試合は終わったこと。下を向いている時間はないし、それぞれが役割と責任を持って、さらに練習から取り組んでいきたいです」と前を向いた。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)





