“決断の旅”に出たカップルの1組が、会社経営者のタカミツ(43歳)とモデルでSEのタマミ(29歳)。タマミは30歳を目前に控え、結婚を意識しているが、タカミツは結婚に良いイメージを持っていない。スペイン・バルセロナにやって来た2人は、結婚について度々話をしてきたが、2日目の時点で解決の糸口は見えないままだ。そんななか、タカミツがスタジオメンバーから猛批判される出来事があった。
それは2日目の夜、2人が夕飯を終え、レストランを出た直後のこと。バルセロナにいるタカミツの先輩から、呼び出しがあったのだ。タカミツは「呼ばれちゃったから行ってきていい?」とタマミに尋ね、誘いに応じたい様子。スタジオには「ええ〜!?」と驚く声が響き渡り、藤本と松村は「それはないよ!」と非難した。
先輩に会いに行っても良いかと問うタカミツに、タマミは「行きたいなら行けば?」「ちょっと寂しいけど」とまさかのOK。するとタカミツは「ごめんね」「気をつけてね。無事に帰って」とタマミを心配する言葉をかけながらも、ホテルまで送り届けることなく、その場で解散した。このタカミツの行動も非難の的となり、藤本は「せめてホテルまで送れよ」と怒り気味に言った。
こうして先輩のもとへ向かったタカミツだったが、時間が遅くなり先輩とは合流できなかったのだそう。この結末にヒコロヒーは「嘘やろ?」と驚きの声を上げた。先輩と会う予定がなくなり、タマミが待つホテルにすぐ戻るのかと思いきや、タカミツが向かった先はクラブだった。
ベンチに腰掛け、若者たちで賑わうクラブを眺めながら「まだ2日目なんですけど、結婚の話題も疲れちゃって。気づいたらクラブの方面に向かっていました」と疲れた表情で語ったタカミツ。しかしこの日は金曜日で、クラブの入り口には長蛇の列ができており、「ちょっと入る気になれず」とのこと。続けてタカミツは「クラブって独身の象徴というか、自由なところだと思うんですけど、結婚という現実を突きつけられて、今自分の中でも葛藤しています」と心境を明かした。クラブ遊びを断念し、真剣に考えている様子を見せたタカミツにスタジオメンバーは安堵。しかし、もしクラブが空いていたら誘惑に負けていた可能性もあり、新山は「ギリギリ手前で踏みとどまってますね」と笑っていた。
その後もスタジオはタカミツの話題で持ちきりに。藤本と松村は、あの状況で先輩に誘われても普通は「行かない」と口をそろえた。また、「行っていいよ」と許可してしまうタマミも良くないとの意見も上がり、藤本は「タマちゃんもダメなんじゃない?」と苦言。松村も「ブチギレた方がいいですよ」と、ときには怒ることも必要だとアドバイスを送っていた。



